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タイトル |
武器としての理系思考(ブキトシテノリケイシコウ) |
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新型コロナウイルスに対するマスコミ報道に限らず、巷には科学の装いをしたフェイク・ニュースが蔓延している。環境問題、健康情報、日本の歴史など長年にわたってウソがまかり通ってきた結果、それが世間の常識として定着してしまったものもある。しかし、そうしたウソは多くの場合、誰かがそのウソによって「得をしよう」として流布されたもの。そして、市井の人々が健康面や金銭面で少なくない被害を受けている。このような状況を打破するためには、一人ひとりが“ウソを見抜く力〞を養う必要がある! 世の中の欺瞞と戦う科学者が、武器としての「理系思考」を伝授する一冊。
プロローグ なぜ、新聞やテレビに騙されるのか?
序 章【基礎編】
フェーイク・ニュースに惑わされないための「科学」の基本のキ
第1章【検証編1】
主要メディアに多数登場する、平気でウソをつく人々… -地震予知とダイオキシン問題
第2章【検証編2】
「健康」を害する、新聞・テレビの脅迫的なニセ情報 -血圧、タバコ、コレステロールについて
第3章【検証編3】
「理系アタマ」の考え方で、巷のウソを見抜け! -日本経済から死後の魂まで
第4章【検証編4】
日本全体を覆う「錯覚」の正体とは? -先の大戦と日本文化を考察
エピローグ ウソで損をするのは、一般大衆である