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タイトル |
今はつらくても、きっと前を向ける 人生に新しい光が射す「キャンサーギフト」(イマハツラクテモキットマエヲムケルジンセイニアタラシイヒカリガサスキャンサーギフト) |
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「スチュワーデス物語」で知られる堀ちえみが、ステージ4のがんを宣告されてから、現在に至るまでの心の軌跡を、がん専門の精神科医・清水研に、包み隠さず打ち明ける。堀はステージ4の舌がんと宣告され、舌の60%を切除し、腿からの移植で舌を再生する大手術を受けた。話し方は元には戻らないと医師から言われ、一時は絶望するが、芸能界への復帰を目指してリハビリに励む。ところが、ブログには心無い読者からの誹謗中傷が……。悩みもがく中で見えてきた、人の優しさ、家族の愛情。病いを得る前と今では、価値観が180度変わったという。現在はがんの早期発見の啓蒙活動に生きがいを見出している堀が、死の恐怖や絶望をいかに乗り越えて、気持ちを前向きに切り替えることができたのか。堀の内面で起きていたことを、清水医師が掘り下げていく。いま病で苦しんでいる方、何かの事情で心がふさいでいる方に。生きる勇気が湧いてくる1冊。
第1章 宣告 〜口内炎だと思い続けて痛みをやり過ごしていたら……〜
第2章 手術後、そしてリハビリ 〜手術後は苦しく、まさに生き地獄〜
第3章 社会復帰、仕事への復帰 〜手術から3カ月後、主治医から社会復帰OKと言われる〜
第4章 がんという病気について 〜想像以上にネガティブな印象を与える病気〜
第5章 キャンサーギフト 〜日常生活で味わう嫌な気持ちは即、断捨離〜
第6章 希望 〜つらいことを乗り越えたからこそ、未来がより輝いて見える!〜