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タイトル |
分水嶺にたつ市場と社会(ブンスイレイニタツシジョウトシャカイ) |
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不透明な時代に希望はあるのか。グローバル社会の行き詰まりが示すのは資本主義の完熟か。デジタル化と反グローバリズムが社会を根底から変えるのか。新しい貨幣とブロックチェーン、労働市場の変質、混迷の米国と中国の台頭、ポストコロナの世界政治,新しい豊かさとは?歴史で繰り返す螺旋的変化と,繰り返すことのない断絶とを見透す複眼的思考。
まえがき
第1章 豊かな社会ー周辺から見直す 栖原 学
第2章 貨幣ー「市場対国家」を超えて 中山 智香子
第3章 テクノロジーー知識経済化のインパクト 古川 純子
第4章 労働市場ー歴史的に考える 斎藤 修
第5章 グローバリゼーションー「アメリカ第一主義」の起源と帰結 櫻井 公人
第6章 世界政治ー二一世紀の市場と社会 小野 直樹
終 章 人間・市場・国家 斎藤 修・栖原 学
あとがき
巻末注