大乗仏教の思想的核となった『中論』。龍樹の論法とは、いかに形式論理学によったものであったのか。『中論』研究の泰斗が『中論』の約四五〇の頌を最新研究をもとに訳し、その論議の仕組みを丁寧に解き明かす。『中論』研究必備の書。
〈目次〉
序
第一章 因縁の考察ーものと生ずることー
第二章 運動の考察ー歩く人と歩くことー
第三章 感覚器官の考察ー見るものと見られるものー
第四章 構成要素(蘊)の考察ー原因と結果ー
第五章 元素(界)の考察ー特質と特質づけられるものー
第六章 煩悩と煩悩に染められた人の考察
第七章 有為と生・住・滅の考察
第八章 行為と行為者の考察
第九章 見る働きとそれに先行する者の考察
第一〇章 火と薪の考察ー能動と受動ー
第一一章 始まりと終わりの考察
第一二章 苦と個我の考察
第一三章 現象の考察ー自性と変化ー
第一四章 和合の考察ー感官と対象ー
第一五章 自性の考察ー自体と他体ー
略語および文献
序
第一章 因縁の考察ーものと生ずることー
第二章 運動の考察ー歩く人と歩くことー
第三章 感覚器官の考察ー見るものと見られるものー
第四章 構成要素(蘊)の考察ー原因と結果ー
第五章 元素(界)の考察ー特質と特質づけられるものー
第六章 煩悩と煩悩に染められた人の考察
第七章 有為と生・住・滅の考察
第八章 行為と行為者の考察
第九章 見る働きとそれに先行する者の考察
第一〇章 火と薪の考察ー能動と受動ー
第一一章 始まりと終わりの考察
第一二章 苦と個我の考察
第一三章 現象の考察ー自性と変化ー
第一四章 和合の考察ー感官と対象ー
第一五章 自性の考察ー自体と他体ー
略語および文献