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タイトル 中世文芸の地方史(チュウセイブンゲイノチホウシ)
著者名 川添 昭二/佐伯 弘次(カワゾエ ショウジ/サエキ コウジ)
出版社名 法藏館
ジャンル 文庫
isbnコード 9784831826770
書籍のサイズ 文庫
発売日 2024年09月13日頃
販売価格 1,870
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中世文芸の社会的あり方とは何かーー。 中世の九州地方、とりわけ大宰府天満宮安楽寺を舞台に、地方への京都文化の流入や地方文芸が発達・変容していくさまを中央と地方を結ぶ政治動向に即して解読。 中世文芸を歴史学の俎上に載せ、政治・宗教・文芸が一体となった中世社会の様相を明らかにする。 九州中世史研究を領導し、政治史・文化史の双方に精通した著者ならでは視座から紡がれる、圧巻の歴史書。 解説=佐伯弘次 【目 次】 序 章 政治・宗教・文芸 第一章 大宰府の宮廷文化 第二章 神祇文芸と鎮西探題歌壇 第三章 蒙古襲来と中世文芸 第四章 今川了俊の教養形成 第五章 九州探題今川了俊の文芸活動 第六章 連歌師朝山梵灯の政治活動 第七章 巡歴の歌人正広と受容層 第八章 宗祇の見た九州 第九章 九州文芸の展開 第十章 大宰大弐大内義隆 あとがき 解説(佐伯弘次) ※本書は1982年に平凡社より刊行された書籍の文庫版です。 序 章 政治・宗教・文芸 第一章 大宰府の宮廷文化 一 大宰府官人と天満宮安楽寺 二 年中行事の移入 三 宗教行事の移入 四 平安貴族の道真崇拝 第二章 神祇文芸と鎮西探題歌壇 一 法楽連歌と託宣連歌 二 菅公説話と大江匡房 三 天満宮安楽寺と蒙古襲来 四 鎮西探題歌壇の形成 第三章 蒙古襲来と中世文芸 一 蒙古襲来に取材した文芸作品 二 神戦 三 軍忠状としての『八幡愚童訓』 第四章 今川了俊の教養形成 一 父・今川範国 二 師・京極為基 三 兼好、師・冷泉為秀 四 師・二条良基 第五章 九州探題今川了俊の文芸活動 一 南北朝期の大宰府と文芸 二 九州下向前後 三 京都・九州・大陸 四 晩年の述作活動 第六章 連歌師朝山梵灯の政治活動 一 将軍足利義満の近習 二 出家行脚と上使下向 第七章 巡歴の歌人正広と受容層 一 大内教弘の時代 二 守護領国下の巡歴 第八章 宗祇の見た九州 一 大内政弘の社寺対策 二 領国支配と連歌 三 『筑紫道記』にみる支配機構 四 連歌神参詣 五 菊池氏と相良氏 六 宗祇と薩摩 第九章 九州文芸の展開 一 天満宮炎上と飛梅伝説 二 宗碩の九州巡歴 三 貴族と国人の文化交渉 第十章 大宰大弐大内義隆 一 実隆・宗碩・国人 二 月次祈祷連歌 三 筥崎宮の奉納和歌 あとがき 解説(佐伯弘次)






 
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