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タイトル |
ブラフマニズムとヒンドゥイズム(2)(ブラフマニズムトヒンドゥイズム) |
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並行/交差する二つの基軸
“インド世界の内的原理”を探る
「神話と表象」「信仰と儀礼」「出家と修行」をテーマに17篇の論考によって示されるインド学の最前線
【目次】
はじめに
本書の構成
第1部 神話と表象
第一章 古代インドの捨て子伝説─その特徴と象徴[堂山英次郎]
第二章 神話における頭部の切断と回復[伊澤敦子]
第三章 パーリ三蔵におけるブラフマー神の諸相─四無量心がブラフマー神への到達方法とされた背景の解明へ向けて[名和隆乾]
第四章 「スダナとマノーハラー」物語の「証拠の指輪」─古代日本への道を考える[中村 史]
第五章 降魔成道と阿?仏[佐藤直実]
第六章 説話世界の転輪王ーブリハット・カター諸伝本の比較を通して[柴崎麻穂]
第2部 信仰と儀礼
第一章 古代インドの牝牛崇拝儀礼─ヴェーダ文献における非正統派儀礼[天野恭子]
第二章 ヒンドゥー儀礼にみるヴェーダ・シュラウタ祭式の残像[大島智靖]
第三章 「無遮会」とは何か─仏典、ヴェーダ、叙事詩の比較[手嶋英貴]
第四章 ジャイナ教文献が記す葬送儀礼[河崎 豊]
第五章 不二一元論学派のバクティ思想の諸相[眞鍋智裕]
第3部 出家と修行
第一章 神々と向かい合うとき─古代インドの精進潔斎・ディークシャー[大島智靖]
第二章 ヴェーダ聖典学習者と禁欲的修行生活─ブラフマチャーリンとブラフマチャリヤ[梶原三恵子]
第三章 ヴァーナプラスタ(林住者)と山林苦行者[藤井正人]
第四章 ジャイナ古層聖典における「サンジャマ」[芳原(八木)綾子]
第五章 初期ヨーガ説の身心論とその思想的背景[高橋健二]
第六章 中世マラーティー語のバクティ文学における出家者[井田克征]
執筆者一覧