ルイ13世治世のフランス。
ガスコーニュ出身の田舎貴族ダルタニャンは、銃士隊に志願するためパリにのぼる。ところがパリへの道中で謎の騎士に紹介状を盗まれてしまう。その上、ひょんなことから、銃士隊きっての名剣士、三銃士として名高いアトス、ポルトス、アラミスと決闘をするはめに……。混乱の17世紀初頭のフランスを舞台に、厚い友情に結ばれたダルタニャンと三人の剣士たちが、縦横無尽の大活躍。恋いあり冒険ありの大長編活劇。小学校上級以上。
【出版社より】
才気煥発だけれども、純情なダルタニャン、気取りでうぬぼれ屋、そして女好きの巨漢ポルトス、深い憂いを秘め、口数少なく、理知的なアトス、いつかは僧侶になりたいという望みを、持ちながらも、剣に栄光をもとめるアラミス。デュマは四人の勇者の個性を心憎いまでに描き分けています。この四つの強烈な個性が、時にぶつかりあいながらも、「心を一つ」にして、無敵の独裁者リシュリューに立ち向かうのです。リシュリューの片腕、ミレディーが、またぞくぞくするほどの、みごとな悪女っぷり。四人を手玉にとり、翻弄します。手に汗にぎる、そして胸のすくような三銃士とダルタニャンの活躍を、みごとな挿絵とともにお楽しみください。