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タイトル |
風景の中の水を描く(フウケイノナカノミズヲカク) |
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小川のきらめく水面、 川岸の落ち葉や小石、水流のすがすがしい冷気……。このような美しい光と水の風景は、色や明暗を少し工夫することで、驚くほどリアルに表現することができます。そして、リアルな絵を見た人は不思議な錯覚に陥ります。「この水面は見たことがある。でもそんなはずはない、だってこれは絵なのだから。いったいどうやってこの絵を描いたのだろう?」。リアルに見せるためのコツさえ分かれば、マジックのように、あこがれの水の表現ができるようになります。静かな水面や躍動的な水面、そして水に映る風景を上手に描くことができたら、水彩画がもっと楽しくなるでしょう。さぁ、私がどうやって描いたか、これからお見せしましょう。楽しく読んで、楽しく描いてください!
目次
はじめに
画材
絵の具の使い方
水のタイプ
濡れているように水を描く
構図
5種類の水を描く
色調を変えて、日の出や日没の水面を描く
光が差した水面を描く
深い水を描く
空の反映を描く
海を描く
水にチャレンジ
波のない静かな水面を描く
水たまりを描く
波立つ水面を描く
浅瀬を描く
深く豊かな水面を描く