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タイトル |
こぐまねこ軒 自分を人間だと思っているレッサーパンダの料理店 おかわり(コグマネコケン ジブンヲニンゲンダトオモッテイルレッサーパンダノリョウリテン) |
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高校教師である日南は、自分が受け持つ軽音部の一年生・月島から退部届を受け取った。
なかなか退部理由を話してくれない月島の心を少しでもほぐすために『西洋料理店 小熊猫軒』へ連れていくことに。
そこでふたりをもてなすのは、自分を人間だと思っているレッサーパンダのコタローさんだった。
次から次へと出てくる料理で身も心も癒された月島は胸の内を話しだす。
その話を聞いてコタローさんもなにやら思うところがあるようで…?
人と人を料理でつなぐ“もふもふ”癒しの連作短編、二皿目!
月島睦月はエビフライの音に音を上げた
火釜灰夜はロコモコ丼でもごもご自供する
水無瀬水樹はシュークリームでちゃんと失敗した
木見木山はラタトゥイユを食べ山を駆け下りる
ときんはトマトをがまんがまんした
土樽美土理はグラタンに勝機を見いだした
小熊猫軒にもろびとこぞりてクリスマスパフェ