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タイトル |
実戦で学ぶ対振り右玉の勝ち方(ジッセンデマナブタイフリミギギョクノカチカタ) |
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将棋AIが発達したいま、「対抗形は居飛車が有利」との考え方が強まっています。
しかし、実際にやってみると居飛車側も大変ですよね。振り飛車側も工夫や研究を持っていますし、戦型での経験値では振り飛車党の方が上。知らない局面に誘導されれば、簡単に勝てるものではないでしょう。
そもそも、四間飛車にはミレニアム、三間飛車には急戦、中飛車には超速、向かい飛車には……なんて、作戦ごとに戦法の準備をするのがつらい。そのように考えたことがある方もいらっしゃるかと思います。
そこで、対振り右玉をおすすめします。
対振り右玉なら、四間・三間・中・向かい、あらゆる振り飛車と戦えます。さらに、右玉は振り飛車党も経験が少ないため、むしろこっちの土俵です。
本書は対振り飛車の右玉の戦術書です。磯谷祐維女流初段の実戦を題材にして、右玉で勝つための考え方を解説しました。
駒組みの順番、攻めの急所、受けの技術、部分的な手筋。右玉で勝つためのエッセンスを詰め込んでいます。
右玉党の方、今までとは違う振り飛車対策を覚えたい方、攻めるより受けるのが好きな方。
本書を読んで、新しい武器を手に入れましょう!
序 章 対振り右玉とは
第1章 四間飛車
第2章 三間飛車
第3章 中飛車
第4章 向かい飛車