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タイトル |
動的平衡 ダイアローグ(ドウテキ ヘイコウ ダイアローグ) |
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動的平衡は、古くて新しい世界観であり、機械論的・因果律的な世界観に対するアンチテーゼ、あるいはアンチドート(解毒剤)としてある。この考えに共鳴してくれた人たちとともに、世界の過去・現在・未来を動的平衡の視点から論じ合った記録。
プロローグ
第一章 見えないものに、動的平衡は宿る
カズオ・イシグロ
記憶とは、死に対する部分的な勝利なのです
平野啓一郎
複数の「私」を生きる - 分人主義とは ? -
佐藤勝彦
「知的生命体」が宇宙にいるのは必然か
玄侑宗久
無常の世では「揺らぐ」ことが強さである
第二章 目に映るものは、動的平衡と寄り添う
ジャレド・ダイアモンド
未来の知は「昨日までの世界」に隠されている
隈 研吾
建築にも新陳代謝する「細胞」が必要だ
鶴岡真弓
「ケルトの渦巻き」は、うごめく生命そのもの
千住 博
「美しい」と感じるのは、生物にとって必要だから
対談を終えて