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タイトル すべてのひかりのために(スベテノヒカリノタメニ)
著者名 井上 法子(イノウエ ノリコ)
出版社名 書肆侃侃房
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784863856516
書籍のサイズ 単行本
発売日 2024年12月03日頃
販売価格 2,200
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サーチ
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装幀 毛利一枝 栞 服部真里子 石松佳 ーー歌だけがある 発した〈人〉を離れた〈声〉は、 あわく、きらめき、たゆたいながら、 私でもあなたでもある誰かの心に着床し、 ただ〈歌〉として生きつづける。 小野正嗣(作家) 第一歌集『永遠でないほうの火』から8年 ひかりを纏う生の讃歌 無垢な声で紡ぐ、待望の第二歌集 《水際はもうこわくない 踏み込んで、おいで すべてのひかりのために》 《さみどりにさやぐさざなみ 風は火を、火は運命をおそれず生きて》 隠れて見えない世界の横顔を火花のように一瞬だけ照らし出す 井上の歌はいわば火花のための火打石なのではないか ーー服部真里子 《ふりかえれば薔薇の園ごと消えていて、ひかりのなかに立ち尽くす風》 《風は光らずつぶさに生きてしぬために星だった/花だったぼくらは》 井上の歌は常に光の明滅を意味する 世界と人はその一瞬一瞬に交わり歌が生まれる ーー石松佳






 
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