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タイトル |
すごいジャズには理由がある(スゴイジャズニハワケガアル) |
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日本を代表する音楽学者・音楽評論家の岡田暁生がついにジャズ界に殴り込み!?
「録音や人間関係にまつわるエピソード」ではなく、あくまでも音楽そのものに即して、モダン・ジャズの巨人たちの「すごさ」を分析する。
指南役は岡田の師でもあるジャズ・ピアニストのフィリップ・ストレンジ。
キース・ジャレットについての論文で博士号を得、シェーンベルクやストラヴィンスキーなど20世紀音楽全般に通ずる「知性派ジャズ・ピアニスト」は、“あの”名演の魅力をどう解明するのか──。
アート・テイタム、チャーリー・パーカー、マイルズ・デイヴィス、オーネット・コールマン、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンズ──
6人のジャズ・ジャイアントが何を考えてプレイしていたのかが、いま明らかになる!
読者のみなさんへ──[フィリップ・ストレンジ]
はじめに──[岡田暁生]
1 アート・テイタム “ザ・モダン・ミュージシャン”
2 チャーリー・パーカー モダン・ジャズの“父”
3 マイルズ・デイヴィス モティーフ的思考
4 オーネット・コールマン 自由
5 ジョン・コルトレーン 自由とプロセスとしての音楽
6 ビル・エヴァンズ スコット・ラファロとの異次元のアンサンブル
終章 ジャズにはいつもopen spaceがある
あとがき──[岡田暁生]