|
タイトル |
日本チェンバロ協会 年報 2023 第7号(ニホンチェンバロキョウカイ ネンポウ ニセンニジュウサン ダイシチゴウ) |
|
すべてのチェンバロ演奏家・研究者・愛好家のために──
日本のチェンバロ研究の最前線を伝える唯一のジャーナル。
第7号では、まず第1特集で日本チェンバロ協会創立10周年を記念して、2012年と2022年のふたつの座談会を採録。
第2特集ではウィリアム・バード没後400年を記念し、オランダのチェンバロ奏者ピーター・ヤン・ベルダーが寄稿。
研究論文は前号に続き1940年代に日本で活動したチェンバロ奏者ハーリヒ=シュナイダーにかんする研究(高久暁)を掲載。
カラー口絵と連動した「アトリエ訪問」では久保田彰氏の工房を紹介、その他、書評、海外レポート、会員の録音物紹介など、チェンバロやフォルテピアノにかんする最新の研究・情報を満載した充実の内容となっています。
第7号の刊行によせて(副会長・年報編集委員長 久保田慶一)
特集1 日本チェンバロ協会創立10周年「チェンバロの日! ふたつの座談会2012& 2022」
座談会1:第1回チェンバロの日を記念して(2012年4月8日)(参加者:荒川恒子、風間千寿子、小林道夫、西川清子、山田貢、渡邊順生/司会:岡田龍之介)
座談会2:チェンバロの世界 過去から未来へ(2022年5月21日)(参加者:岡田龍之介、小島幸雄、津上英輔/司会:久保田慶一)
講演:⽿に聞こえない⾼周波が⾳楽の感動を⾼める──ハイパーソニック・エフェクト(2022年5月20日)(本田学)
特集2 W.バード没後400年を記念して
論文:ウィリアム・バードを考える(ピーター・ヤン・ベルダー/訳:久保田慶一)
研究論文
虚実皮膜の間を奏でる──エタ・ハーリヒ=シュナイダーの第1次日本滞在期(1941-1949)の演奏活動をめぐって(その2)(高久暁)
書評・書籍紹介
チャールズ・バーニー(訳:今井民子、森田義之)『音楽見聞録〈フランス・イタリア篇〉』(春秋社、2021)(小穴晶子)
ブルース・ヘインズ(訳:大竹尚之)『古楽の終焉』(アルテスパブリッシング、2022)(岡田龍之介)
アトリエを訪ねて(7)久保田彰(深松加絵、津屋式子)
会員録音物紹介
大塚直哉『J.S.バッハ:イタリア協奏曲/フランス風序曲』
渡邊順生・崎川晶子『J.S.バッハ:フーガの技法BWV1080』
大塚直哉『J.S.バッハ:平均律クラヴィーア第1巻』
大塚直哉『J.S.バッハ:平均律クラヴィーア第2巻(全24曲)』
有田正広・有田千代子『フルートで巡る18世紀、パリの風景』
柿原よりこ・土居瑞穂・福澤宏『フランスのリコーダー音楽』
日本チェンバロ協会活動記録(2022年度)
日本チェンバロ協会会則
日本チェンバロ協会「年報」規定
日本チェンバロ協会「年報」投稿規定
日本チェンバロ協会 2022年度年報編集委員・役員・運営委員
編集後記