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タイトル |
アリさんとキリギリス(アリサントキリギリス) |
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アリ社会の限界、キリギリス社会の希望!
『地頭力を鍛える』でデビューした思考系ビジネス書の著者の新境地。「キリギリスの復権」が本書に通底するテーマ。「アリとキリギリス」は、世界的に知られたイソップ寓話の一つ。冬の食糧ために夏の間も働いて溜め込んだアリ、対してバイオリンを弾きながら歌って過ごしたキリギリス。冬になってキリギリスがアリに食糧を分けてほしいと乞うが、断られて死んでしまう。この話は紀元前に作られたものであり、「今の時代の教訓にはならない。これからはキリギリスの時代がやってくる」「アリに変革はできない。世の中を変えられるのはキリギリスである」と著者は説く。
アリとキリギリスの違いを小見出し50本+1コマ漫画で端的に表現し、「アリ社会・日本」の限界と突破口を見つけるヒントを示す。
第1章 キリギリスの復権
第2章 ストックとフロー 貯めるアリ、使うキリギリス
第3章 閉じた系と開いた系 巣があるアリ、巣がないキリギリス
第4章 二次元と三次元 地に足が着いているアリ、飛ぶキリギリス
第5章 川下と川上 決定論のアリ、確率論のキリギリス
第6章 アリとキリギリスの共存は可能か