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タイトル |
生きづらさを、自分流でととのえる 〜ウェルビーイング的思考100〜(イキヅラサヲジブンリュウデトトノエル ウェルビーイングテキシコウ) |
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彼らには、自分だけのものさしで世の中をとらえ、みずからを励まし、“自分で自分を幸せにしている”という共通点がありました。
なにが幸せかを決めるのは彼ら自身であって、ほかの誰でもないのです。
わたしたちは、彼らのそんな前向きな考え方を「ウェルビーイング的思考」と呼ぶことにしました。
その考え方は、日々のなかで、さまざまな生きづらさを感じて乱れた心をととのえる処方箋ともいえるでしょう。
たったひとつでもいいので、100のウェルビーイング的思考の中から気になったものがあれば、ぜひ暮らしのなかに取り入れてみてください。
●角田光代/作家
始める時間より、終える時間を決めておいたほうが人間は楽
●五味太郎/絵本作家
苦しいのは「人間が限りなく進歩していく」という前提があるから
●石川善樹/予防医学研究者
隣にいる人に興味を持つ、話を聴く。それだけでお互いが気分よくいられる
●遠山正道/経営者・アーティスト
仕事を100倍楽しくするのは「頼まれてもいない仕事」
●甲斐みのり/文筆家
「私を満足させてみて!」という受け身の姿勢をやめるとおもしろいことは見つかる
●小山薫堂/放送作家
自分の中に神様がいる。それを「自分教」と呼んで頼ればいい
●安藤優子/キャスター・ジャーナリスト
認知症はその人の本質までは奪わない
●為末 大/経営者・元陸上競技選手
「すべては変わりうる」。そう思えるか思えないかの差
●坂本美雨/ミュージシャン
子どもには、ちょっとダメな大人を見せることも必要
●ウー・ウェン/料理研究家
「あれもこれも」ではなくシンプルに。その豊かさに気づければ幸せ
●野村友里/eatrip主宰
空腹時の「とりあえず食べ」をやめると、自分が本当に食べたいものがわかってくる
●小国士朗/小国士朗事務所代表
協力者を増やすにはついていきたくなるメッセージを出すことと、説得しないこと
●東村アキコ/漫画家
異性と友情を築いたら、恋愛せずにずっと友達でいればいい
●藤井 恵/料理研究家
大事にすべきは、何を作るかより、一緒に食べること
●水野仁輔/カレー研究家
情報はすべて惜しみなく提供すると、もっと豊かな情報になって返ってくる
● 森岡督行/森岡書店代表
愛は、あなたが与えた分だけ得られる
●青江覚峰/緑泉寺住職
「人間て、懲りないよね」、そんなことがたくさん書いてあるのがお経
●川上浩司/京都先端科学大学教授
「便利」に慣れた頭と身体に「不便益」を注入してリフレッシュする
●林 久仁則/身体教育家
立ち向かう相手の大きさは、自分の脳が勝手に貼ったラベルにすぎない
●星野概念/精神科医など
最終的に自分の専門家は自分。「自分のトリセツ」を書いておくのがおすすめ
●前野隆司/慶應義塾大学大学院教授
“ウェルビーイング”は科学的データに裏付けされた幸せの考え方と行動の指針