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タイトル |
マイケル・ブレッカー伝(マイケル・ブレッカーデン) |
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夭逝の巨人、全記録。
ポール・サイモン、スティーリー・ダンほか参加作品数は900枚超。
ジャズのみにとどまらず八面六臂の活躍をみせたテナーサックス奏者の超絶技巧プレイの秘密とは。
人生の中で、実際の演奏を見ることが叶わなかったアーティストが2組いる。ひとつはアース・ウインド・アンド・ファイア(オリジナル・バンド)で、もうひとりがこのマイケル・ブレッカーだ。小さい頃から憧れ、彼の音色に魅了され続けてきた。この本をきっかけに少しでもマイケルに実際に会えたような気分になれたら良いな、と密かに期待している。
ーー挾間美帆さん(ジャズ作曲家)
僕がサックスを始めた時、最初に手にしたのはアルトでした。そしてテナーに転向を決めたきっかけは間違いなくマイケル・ブレッカーです。
初めて〈African Skies〉を聴いた時は衝撃的でした。以後、様々なジャンルで変幻自在に奏でる圧倒的なプレイや、独特の世界観を持つ名曲の数々を生み出したマイケル・ブレッカーは紛れもなく僕のサックス人生のルーツです。
ーー馬場智章さん(サックス奏者)
■ ブレッカー・ブラザーズ、ステップス・アヘッドで一世を風靡したテナーサックス奏者マイケル・ブレッカーの伝記。
■ 序文は兄ランディ(ブレッカー・ブラザーズ)が寄稿。
著名人/ミュージシャン/家族ら計100名超にも及ぶインタビューを基に、
不世出の天才を育んだ幼少期・学生時代の話から57歳での早すぎる死までを描く。
■ 登場ミュージシャンはハービー・ハンコック、パット・メセニー、ジャコ・パストリアスほか
ジャズ界の名プレイヤーをはじめ、ポール・サイモン、ジョニ・ミッチェル、ジェイムス・テイラーなどポップスのアーティストまで。
■ クリス・ポッター、ジョー・ロヴァーノ、ボブ・レイノルズ等々の
音楽仲間が故人を偲んで秘蔵エピソードを語る「盟友たちからの証言」も収載。
《その他にもエピソードが満載》
■ 敬愛するジョン・コルトレーンへの一方ならぬ想い/ジャズ業界を騒然とさせた「ジョー・ヘンダーソン事件」の真実
■ 60年代末のニューヨークを舞台に、夜な夜な熱いセッションが繰り広げられた「ロフト・シーン」の舞台裏
■ ウインドシンセサイザー「EWI」との出会い/果てしない音楽的探求心
■ 薬物依存の魔の手とその克服
■ 白血病との闘いでみせた最期の勇姿 ほか