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タイトル |
世界が面白くなる!身の回りの哲学(セカイガオモシロクナルミノマワリテツガク) |
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「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ!」
これは、アランの『幸福論』に出てくる有名な言葉です。
このように、哲学者たちは私たちをハッとさせるような言葉や考えを残しています。
「哲学」とは、頭をすごく使うこと、頭がいい人がすることなど、
高尚なイメージを持たれている人も多いかもしれません。
しかし、そんなことは決してありません。
「愛とは何か」「死とは何か」「正義とは何か」「世界とは何か」「性とは何か」など
疑問に思うことを「なんだろう?」と自分なりに考えてみたらいいのです。
では、哲学をすると、どんな良いことがあるのでしょうか?
哲学することで悩みや問題が解決します。
悩みや問題がなくなれば、世界がより良くなったと言っていいでしょう。
だから、わざわざ考えるわけです。
考えても苦しいだけなら、誰もしません。
でも、哲学の場合は答えが出るのです。
しかも世界を良くする答えがーー。
生活の中の些細なことから、政治の話、宇宙の話、科学の話、何についてでも考えることができます。
本書でもまさに暮らしの中のテーマから政治や宇宙、科学の話まで、実にバラエティに富んだテーマ、
つまり身の回りの話題を哲学しています。
各テーマにおいて、哲学者(時には科学者)の考えと私の考えをご紹介していますので、
本書を読みながら「自分ならどう考えるだろう」ということを意識して言語化してみてください。
それがすでに哲学なのです。