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改訂10版図解よくわかる労働安全衛生法(カイテイジュッパン ズカイヨクワカルロウドウアンゼンエイセイホウ) |
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労働安全衛生法の基本を的確に理解することは、安全衛生管理活動の出発点だと言われています。
その一方で、労働安全衛生法は、多種多様な労働者の安全や健康に関する事項をまとめて規制しているため「複雑でわかりにくい」という側面もあります。
本書は、このような労働安全衛生法の特徴を前提として、この法律の全体像を視覚的に把握しやすいように、130ものチャート図を収録して、チャート図のイメージによって労働安全衛生法の各条文を理解することができるように工夫しています。
本書のおもな読者としては、事業場の管理職、産業医、安全管理者、衛生管理者、安全衛生推進者(衛生推進者)や労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタント、社会保険労務士、作業環境測定士などを想定していますが、合わせて、これらの資格の取得を目指す人にとって最適な参考書となるように、資格取得に必要な知識が身に付くように構成に工夫を凝らしています。
改訂10版は、「化学物質の自律的な管理を基軸とする規制」への移行を趣旨とした省令改正や一人親方等に対する安全衛生対策の義務化などの改正内容を中心に、2024年7月現在の労働安全衛生法の内容に対応するよう改訂しました。
収録したチャート図に関しても、はじめて労働安全衛生法を学ぼうとする人でも、容易にその内容が理解できるように、わかりやすく見直しを図っています。
第1章 総則
第2章 労働災害防止計画
第3章 安全衛生管理体制
〈特定元方事業者の安全衛生管理体制の全体像(第15条〜第16条)〉
第4章 労働者の危険又は健康障害を防止するための措置
〈元方事業者の講ずべき措置の全体像(第29条〜第32条)〉
第5章 機械等並びに危険物及び有害物に関する規制1
第1節 機械等に関する規制
第2節 危険物及び有害物に関する規制
第6章 労働者の就業に当たっての措置
第7章 健康の保持増進のための措置
第7章の2 快適な職場環境の形成のための措置
第8章 免許等
第9章 事業場の安全又は衛生に関する改善措置等
第1節 特別安全衛生改善計画及び安全衛生改善計画
第2節 労働安全コンサルタント及び労働衛生コンサルタント
第10章 監督等
第11章 雑則
第12章 罰則
資料1 労働災害による死亡者数の推移
資料2 労働安全衛生法と他の法律との連携
資料3 労働安全衛生法の全体像
資料4 労働安全衛生法令における労働安全衛生マネジメントシステム
資料5 業種別、規模別の安全衛生管理体制(法第10条から第13条)
資料6 作業環境測定を行うべき作業場の種類等(法第65条)
資料7 健康診断の種類等
資料8 医師の時間外・休日労働の上限特例と面接指導等の概要図
資料9 安衛法第27条に基づき事業者が講ずべき措置の主な安全衛生基準等
資料10 安衛法第26条に基づき労働者が守るべき事項(罰則付き)
試料11 じん肺法の概要
索引