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タイトル |
がんと折り合いをつけて生きる(ガントオリアイヲツケテイキル) |
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がんになった本人は、家族や職場や地域社会とどう折り合いをつけたらよいのか、逆に周囲は、がんになった本人にどのように接していけばよいのか、よく分からないというのが日本の現状ではないでしょうか」(本文より)
岩手県宮古市の市長も務め、内科医として地元に根ざした診療を続けてきた熊坂義裕氏。自らのがん闘病を機に「がんでも働ける」「がんでも笑える」こと、そして「がんと折り合いをつけて生きる」ことができるメッセージを伝えたいーー。本書は熊坂氏と、夫の闘病を支えた妻・伸子さんの確かな思いがつづられている。
国内のがん罹患者は年間100万人を超え、だれもが「がんサバイバー」と時代を迎えた。本書は「がんサバイバーシップ」の第一人者である高橋都医師、岩手県対がん協会で検診受診率向上へ奔走する村上晶彦医師それぞれとの鼎談も収録。すべてのがん患者と家族らに希望と勇気を与える一冊。
・はじめに 熊坂義裕
・「がんに罹る」ということ
・鼎談パート1「がんと共に生きる」熊坂義裕×高橋都×熊坂伸子
・鼎談パート2「がんを見つける」熊坂義裕×村上晶彦×熊坂伸子
・おわりに 熊坂伸子