イエスこそ、神が与えた使命を果たす生きた言葉。だから、神に助けを求めたい、生きる糧を得たい、そんなときには聖書に耳を澄ます。本書ではさまざまな鍵言葉を手がかりとして、旧約・新約の関連個所をたどっていく。本文をありのままに読み解くことで、聖書全体から神のメッセージを捉えることができるであろう。
目次
はじめにーー今、肝心かなめなこと
1 だれが主の思いを知り……
「肉の人」
「へりくだる人」
「霊の人」
すべては信仰が出発点ーーパウロ型とヤコブ型
「私が」と「それが」--ザカリア型とマリア型
つぶやかないためには
2 ただ一言おっしゃってください
弟子の召命
出会いとしての召命ーールカが描く召命物語
「隣人」とはだれか
罪の赦し
「ねたみ」が「熱心」に変わるには
救いの戸口に立ったのに
人を生かす言葉
3 わたしたちの本国は天にある
キリスト者は世捨て人ではない
「天の国」と「神の国」
「宣教」とは
荒れ野を変える人ーー霊の働きに期待する前に
基盤をしっかりさせなければ
あなたに、あなたにのみ罪を犯し
人間の行動の大前提
とんでもないことです
対談 おおらかさはどこへーー雨宮 慧・草柳隆三
あとがき