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タイトル 未来志向の大学入試デザイン論(ミライシコウノダイガクニュウシデザインロンン)
著者名 川嶋太津夫/スーザン・アルバーティン(SusanAlbertine)/ジム・ローリンズ(JimRawlins)/佐々木隆生/ブリギッテ・シテーガ(BrigitteSteger)/パク・ピルソン(ParkPilson)(カワシマ タツオ/スーザン アルバーティン/ジム ローリンズ/ササキ タカオ/ブリギッテ シテーガ/パク ピルソン)
出版社名 大阪大学出版会
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784872597509
書籍のサイズ 単行本
発売日 2022年04月11日頃
販売価格 2,750
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「多面的・総合的評価による入学者選抜」の制度・戦略・業務を詳述 2021(令和3)年度入試より、大学入学共通テストが開始され、大学入試改革が進んでいる。様々な大学で「1点刻みのテスト成績のみに拠らない選抜」が検討、実施され、大学入学者選抜は複雑化している。こうした状況に対応するため、従来の大学の入試課ではない、大学入学者選抜を専門に研究・開発する部署や幅広い知見を持った専門職員(アドミッション・オフィサー)の養成が急務となってきた。 大阪大学高等教育・入試研究開発センターでは、2016(平成28)年度から2021(令和3)年度まで「多面的・総合的な評価への転換を図る入学者選抜改善システム構築事業」に取り組み、2021年度からは、大学入試の専門家養成を目指した履修証明プログラムを開始した。 本書では、これらの事業による調査・研究やプログラムの内容をもとに、新たに論考を加え、日本の大学入試の「ニューノーマル」を提示する。大学入学者選抜の歴史・政策、海外の状況、最新動向、入試広報やDX(デジタル・トランスフォーメーション)の導入、問題作成、多面的・総合的評価の設計、書類・面接審査の実施方法などを具体的・応用的に示す。 大学入学者選抜に携わる大学教職員、進路指導を担う高校教員必携。大学入試の在り方を考えなおす契機ともなる一冊。 巻頭言(川嶋太津夫) 刊行に寄せて(スーザン・アルバーティン、ジム・ローリンズ) I 高大接続改革の歴史と展望 第1章高大接続改革の現在と展望(川嶋太津夫) 第2章大学入試の変遷と多様化(佐々木隆生) II 世界の入学者選抜に見る多面的・総合的評価 第3章アメリカの大学に学ぶ総合的入学者選抜方法(ホリスティックアプローチ)(ジム・ローリンズ) 第4章イギリスの大学に学ぶ総合的入学者選抜方法(カレッジ単位での選抜)(ブリギッテ・シテーガ) 第5章韓国の大学に学ぶ総合的入学者選抜方法(学校生活記録簿による多面的評価)(パク・ピルソン) 第6章フランスの大学入試 バカロレア試験と高等教育登録システム(田川千尋) III 大学入試設計と入試募集広報 第7章日本の入試制度概論(林篤裕) 第8章入試広報と広報戦略の立案(山下仁司) 第9章入試設計の進め方(井ノ上憲司) 第10章入試業務におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)(井ノ上憲司) IV 多面的・総合的評価の方法論 第11章アドミッション・ポリシーの設定(山下仁司) 第12章アドミッション・ポリシーからの評価ルーブリック作成(山下仁司) 第13章合否決定アルゴリズムに関する検討(山下仁司) 第14章書類審査の実際と進め方(山下仁司) 第15章面接審査はどのように進めるか(山下仁司) 第16章入試専門家が知っておくべきテスト理論・テスト分析方法(山下仁司) 第17章入試の妥当性を確認する追跡調査の方法論(山下仁司) V 入試専門家の育成論 第18章米国・韓国における入試専門職の状況(川嶋太津夫) 第19章国内における入試専門家育成の動向(夏目達也) 第20章入試専門家育成のためのカリキュラム試案(石倉佑季子) 索引






 
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