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タイトル 沖縄「平和の礎」はいかにして創られたか(オキナワヘイワノイシジハイカニシテツクラレタカ)
著者名 高山 朝光/比嘉 博/石原 昌家(タカヤマ チョウコウ/ヒガ ヒロシ/イシハラ マサイエ)
出版社名 高文研
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784874988060
書籍のサイズ 単行本
発売日 2022年06月14日頃
販売価格 1,870
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沖縄戦でどれほどの人の命が失われたか、それを目で確かめることの出来る場所が、沖縄県・摩文仁の丘の下に創られた「平和の礎」です。沖縄戦からちょうど50年、1995年6月23日に除幕されました。「いしじ」とは「いしずえ」のこと。20数万の人の命を「礎(いしずえ)」として、その上に揺るがぬ平和を築こうという誓いを込めて創られました。 国籍や軍人、民間人の区別なく戦没者の氏名を刻銘した「平和の礎」は、完成・除幕後、国内外からの参観をはじめ、毎年開催される全戦没者追悼式での平和発信拠点、多くの沖縄県内外からの平和学習・観光の場として、大きな役割を担ってきました。 しかし、一方では、「平和の礎」を後世に語る後継者の育成、朝鮮半島戦没者の刻銘名簿の遅れや、沖縄戦の実相の解明という面では、課題も残されていると感じる部分もあります。   建設時に携わったメンバーを中心にして、2019年9月に結成された「沖縄『平和の礎』の会」と連携して、「平和の礎」が果たしてきた役割をさらに継承発展させ、残されている課題にも対応する意味で、建設の経緯や一般に知られていない事柄などを網羅しながら、沖縄の日本復帰50周年となる2022年、“沖縄のこころ”を伝える「平和の礎」の全貌をここに明らかにしたいと思います。 1章 「平和の礎」-構想から建設まで 2章 研究者の立場から「平和の礎」に関する所論 3章 「平和の礎」建設に関わった人たちの思い 【資料編】 全戦没者調査の手引き 他






 
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