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タイトル |
原書で読む『グリム童話』その語彙と背景(ゲンショデヨムグリムドウワソノゴイトハイケイ) |
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本書はグリム童話を原文ドイツ語で読んでみたいと思う方々のために編まれました。
「ドイツ語の語彙力や文法力をつけたいという語学的向上心と,メルヒェンの成り立ちや背景に触れながら歴史や文化を学びたいという知的探求心の両方を満たすべく,1ドイツ語原文テクストと,それを読むのに必要な2語彙パート,知って得する3雑学パートを見開き頁に配しました。和訳テクストは存在しませんが,123を照らし合わせながら読み進めると,自分自身で翻訳することができます。」 〜 「はじめに」より抜粋
「グリム童話の原典には,今となっては古めかしい言い回しや方言,今のドイツ語とは異なるつづりの単語が頻出します。本書ではそのあたりも詳しく解説し,「ドイツ語新正書法」改訂との関連で,「現在では分離動詞としても用いられる」といった説明や,giengは「現在ではgingとつづる」,todtは「現在ではtotとつづる」といった現代ドイツ語との違いに逐一触れました。」 〜 「語彙パートの特徴」より抜粋
【収録作品】
カエルの王様あるいは鉄のハインリヒ / オオカミと七匹の子ヤギ / ラプンツェル / ヘンゼルとグレーテル / 灰かぶり / イバラ姫 / 白雪姫