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タイトル 増補改訂版 無意識の植民地主義(ゾウホカイテイバン ムイシキノショクミンチシュギ)
著者名 野村浩也/松永勝利/高橋哲哉/島袋まりあ/大山夏子(ノムラ コウヤ/マツナガ カツトシ/タカハシ テツヤ/シマブク マリア/オオヤマ ナツコ)
出版社名 松籟社
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784879843791
書籍のサイズ 単行本
発売日 2019年09月06日頃
販売価格 2,860
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「米軍基地引き取り運動」の口火を切った思想書・理論書『無意識の植民地主義』に、報道の責任・ヘイトスピーチ・県民投票の黙殺・沖縄人差別をめぐる増補と解説を加え復刊する。本書が示した「アイデンティティとポジショナリティ」、「劣等コンプレックス」、「被植民者の共犯化」、「沖縄ストーカー」、「観光テロリズム」といった概念は、いまなお日本人による沖縄人への暴力を読み解く鍵である。 日本人の植民地主義は今も続いている、いまだ決着はついていない。 序章 「悪魔の島」から聴こえる他者の声、そして、日本人 1 他者の声 2 他者への欲望 3 自作自演 第1章 植民地主義は終わらないー日本人という植民者 1 はじめに 2 ポストコロニアリズムと日本人という植民者 3 民主主義的植民地主義 4 基地の押しつけという植民地主義 5 無意識の植民地主義 6 ポジショナリテイ 第2章 文化の爆弾 1 共犯化 2 植民地主義と文化の爆弾 3 文化装置と精神の植民地化 4 植民地主義と文化の破壊 5 文化的テロリズム 第3章 共犯化の政治 1 従順な身体 2 劣等コンプレックス 3 同化と精神の植民地化 4 加害者の被害妄想 5 加害者の被害者化と被害者の加害者化 6 共犯化をせまる文化的暴力 第4章 日本人と無意識の植民地主義 1 愚鈍への逃避/自己防衛的な愚鈍 2 横領される沖縄人アイデンティティ 3 「良心的日本人」という無意識の茶番劇 4 植民地主義の身体化 第5章 愛という名の支配ー「沖縄病」考 1 権力の隠蔽 2 権力への居直り 3 加害者を癒す沖縄ブーム 4 沖縄ストーカー 5 沖縄ストーカーにならないために 第6章 「希望」と観光テロリズム 1 「最低の方法だけが有効なのだ」 2 日本人と無意識のテロリズム 3 非暴力という名の暴力 4 基地を押しつける恐怖政治 5 観光テロリズム 6 再び、文化の爆弾 終章 沖縄人は語りつづけてきたー2004年8月13日、米軍ヘリ墜落事件から考える 1 文化への爆弾 2「沖縄人は語ることができない」 3 モデル・マイノリティ 4 連帯ーその暴力的な悪用 原本あとがき 増補 無意識の植民地主義は続いている 安保は東京で起きてるんじゃない、沖縄で起きてるんだ!-報道の責任について ジャーナリズムの役割とヘイトスピーチー基地問題を報じないという基地問題 無意識の植民地主義は続いている!-県民投票の無視をめぐって 現代の「朝鮮人・琉球人お断り」事件ー基地の話を封じる差別 文献一覧 解説 ジャーナリストとポジショナリティ 松永勝利 解説 なぜ本書は画期的な書物となったのか 高橋哲哉 解説 議論の限界を超えようとすること 島袋まりあ 解説 エンパワメントの言葉 大山夏子 謝辞






 
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