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タイトル |
人口減少と公共施設の展望(ジンコウゲンショウトコウキョウシセツノテンボウ) |
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国土、地域の再編のなかで、公共施設の統廃合や民営化が急速に推し進められている。これは自治体が作成した「公共施設等総合管理計画」の即したものだ。しかし、そこに市民の意思は反映しているのか。人口減少という大きな流れのなかで、地域のまとまり、まちづくりに重点を置いて公共施設のあり方を考える。
1 章 新自由主義による国土と地域の再編
1 高度経済成長期に取り組まれた国土と地域の再編
2 新たに始まった国土と地域の再編
3 国土の再編、首都圏における国際競争力の強化
4 大都市の再編─地域包括ケアによるコミュニティの再編
5 地方都市の再編─人口減少を想定したコンパクトと連携
6 中山間地域の再編─過疎化を前提とした選択と集中
7 全国的に進む公共施設の統廃合
8 地方創生とは何か
2 章 公共施設等総合管理計画の内容
1 公共施設等総合管理計画の背景
2 公共施設等総合管理計画の概要
3 章 公共施設等総合管理計画で示された削減目標の問題点
1 公共施設等総合管理計画の2 タイプ
2 削減型自治体の特徴
3 削減目標の問題点
4 長寿命型自治体の特徴
4 章 公共施設のあり方を考える─公共施設を考える三つの視点
1 公共施設の長寿命化が基本
2 公共施設と生活圏との関係─「利用者の減少→統廃合」はなぜ誤りなのか
3 公共施設の歴史的意味─「老朽化→建て替え」はなぜ誤りなのか
4 公共施設を誰が、どのように運営すべきか─「市民ニーズに応える=民間活力導入」はなぜ誤りなのか