|
タイトル |
近代日本の統治機構とアーカイブズ(キンダイニホンノトウチキコウトアーカイブズ) |
|
本書は,明治政府の成立から第二次世界大戦で敗戦を迎えるまでの約80年間の統治機構と,その文書管理・アーカイブズへの認識の変遷を検証し,文書管理やアーカイブズがどのように認識されていたかを明らかにすることにより,戦後に展開される「近代的アーカイブズ制度」の歴史的前提を描出する。
序 章
第一章 太政官制の創設と文書管理
第二章 統治機構の構築過程における文書管理と記録部局の機能
第三章 内閣制に向けた機構改革と文書管理
第四章 内閣制の創設と文書管理
第五章 内閣記録局
第六章 内閣制における各省の文書管理と記録部局
第七章 欧米のアーカイブズ制度からの知見
第八章 行財政整理の中の文書管理
第九章 準戦時・戦時体制下の文書管理
終 章