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タイトル |
愛は、こぼれるqの音色(アイハコボレルキュウノネイロ) |
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練磨された技巧で、図子慧の真骨頂を示す一冊!
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理想のオーガズムを記録するコンテンツ。
空きビルに遺された不可解な密室。
謎めいた主人公・黒丸ーー
強烈な個性で輝く、官能的な近未来ノワール!
最も見過ごされている本格SF作家
図子慧の凄さを体感してほしい!
ーー大森望(書評家、翻訳家)
性愛に関する独自の思弁性が高く評価され、ジェンダーに関した現代日本文学としては屈指の出来。
「純文学」の文芸誌でも、このレベルの新作にはまず出逢わないのが現実だ。
ーー岡和田晃(文芸評論家)
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大森望編『NOVA 5』に掲載され、絶賛された表題作に加え、
世界観を同じくする書下し中編「密室回路」を収録。