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タイトル |
物価変動の未来ー人口と社会の先を見晴らすー(ブッカヘンドウノミライジンコウトシャカイノサキヲミハラス) |
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第1 章ではインフレとは何かをという点を整理した上で、物価を左右する社会要因、人口要因、国際関係要因を概観している。第2 章、第3 章では、社会要因を前提に、それぞれ人口要因、国際関係要因について詳細に検討し、長期シナリオを提示する。第4 章では、その長期シナリオに基づく物価の見取り図を明らかにし、2020 年代初頭に発生した物価変動の先を見晴らすイメージを示すことにする。(はじめにより抜粋)
第1章 数百年単位の変化と数十年単位の変化
1・1 物価変動の基礎知識
1・2 30 年ににわたる物価安定期の不思議
1・3 数百年単位の変化(世界の三層化と脱エネルギー循環)
1・4 数十年単位の変化(4 つの人口動態と国際関係)
第2章 ピークアウトする総人口増加率と人口動態
2・1 数百年単位の変化を読み解く
2・2 数十年単位の変化を読み解く
2・3 地域別・国別の人口動態の影響
2・4 日本の人口動態と経済への影響
第3章 数十年周期で振幅する国際関係の振り子
3・1 繰り返す「対立の時代」と「協調の時代」
3・2 絡み合う国際経済の振幅と金融市場の振幅
3・3 協調の時代が煮詰まりバブル崩壊に
3・4 政府債務拡大と民間債務拡大の振り子
3・5 2020 年代の位置づけと物価上昇
第4章 物価変動の先にある長期シナリオ
4・1 物価変動の先を見晴らす
4・2 長期安定基調がメインシナリオ(数百年単位)
4・3 心電図型の上下動が繰り返される(数百年単位)