|
タイトル |
モンタイユー (下)[新装版](モンタイユー ゲ シンソウバン) |
|
異端審問文書から中世南仏の農村生活を人類学的手法で描き,1975年の発刊以来,社会史ブームをまきおこしたアナール派第3世代の代表作(発刊当時、フランスの新人文学賞=ゴンクール賞を受賞)。ピレネー山中寒村の50戸200人の村人の生活と心性,異端カタリ派の村への浸透が精細に描写される。西洋中世を肌で感じることの出来るこの傑作は小説よりおもしろい(1990〜91年刊)
第13章 子供の時代。人生の諸時期
第14章 村で死ぬ
第15章 文化交流と社会的結合の構造ー書物と夜語りー
第16章 社会結合の構造ー女・男・若者ー
第17章 居酒屋、ミサ、党派
第18章 思考の装置ー時間と空間の観念ー
第19章 自然と運命の感覚
第20章 呪術と救済
第21章 ひたすら聖母に。ならびにその他の聖者
第22章 宗教慣行の実態
第23章 逸脱と善信者
第24章 恥と罪
第25章 貧困、喜捨、労働
第26章 民俗と亡霊
第27章 墓のかなた、冥界
第28章 家と冥界
史料、ならびに謝辞
〔付録〕 地図 サバルテス地方略図