2023年は作家・有島武郎がこの世を去って100年目。
節目の年にあたり、有島武郎とその作品をさらに長く伝えていくためには、何ができるのだろうか。
有島記念館の想いを受け、北海道発の絵本『おばけのマール』シリーズのなかいれいとけーたろうが、有島武郎の童話『一房の葡萄』のエッセンスを凝縮させた、新しいおはなしを創りあげました。
この絵本をきっかけに、たくさんの人に有島武郎という作家のことや、有島武郎が大切にした「相互扶助」の考えにふれ、次の世代へとつないでいってほしい。
そんな願いが込められた絵本です。