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タイトル 坂口安吾論(サカグチアンゴロン)
著者名 柄谷行人(カラタニコウジン)
出版社名 インスクリプト
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784900997677
書籍のサイズ 単行本
発売日 2017年10月14日頃
販売価格 2,860
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反戦・反軍備、反ネーション、9条擁護……、今こそアクチュアルな安吾の全貌を示す柄谷安吾論の集大成! 『坂口安吾全集』全17巻(筑摩書房)の編集委員である柄谷行人が、月報に連載した坂口安吾論180枚を第一部に、2005年の論考「坂口安吾のアナキズム」や2010年に米国の安吾論集に寄稿した「合理への「非合理」な意志」、1975年の著名な評論「『日本文化私観』論」などを収録し、大幅改稿による柄谷安吾論の集大成として刊行。柄谷氏の安吾論にはこれまで『坂口安吾と中上健次』(講談社文芸文庫)がありますが、本書が初の単独の安吾論集であり、7割以上が初めての単行本収録となります。日本人の自己欺瞞を蹴倒す安吾的精神、戦争をはさんで書かれた安吾の言説の、今もアクチュアルな意味あいを引き出し、虚飾を排したその文学の魅力を甦らせる評論集。 目次 第一部 1 或る時代錯誤 2 二つの青春 3 僧侶と堕落 4 美学の批判 5 美と崇高 6 ふるさと 7 子供 8 超自我 9 ファルス 10 イノチガケ 11 殉教 12 穴吊し 13 もう一つの近代の超克 14 歴史家としての安吾 15 歴史の探偵=精神分析 16 戦後の革命 第二部 『日本文化私観』論(一九七五年) 安吾はわれわれの「ふるさと」である(一九八一年) 堕落について(一九八八年) 坂口安吾のアナキズム(二〇〇一年) 合理への「非合理」な意志(二〇〇四年) 第三部 新『坂口安吾全集』刊行の辞(一九九七年) 坂口安吾の普遍性(一九九八年) [対談]新『坂口安吾全集』編集について/関井光男・柄谷行人(一九九八年) あとがき






 
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