|
タイトル |
今日は誰にも愛されたかった(キョウハダレニモアイサレタカッタ) |
|
師弟のようなクラスメートのような3人の創作とお話の本。
国民的詩人と新鋭歌人の詩と短歌による「連詩」と「感想戦」を収録。読み合いと読み違い、感情と技術、笑いとスリルが交わります。
【連詩とは】
詩人同士が、詩を順々に読みあいひとつの作品を合作する創作の形式です。今回は、詩人と歌人が紡ぐ、詩と短歌による「連詩」。歌人側は2人が交代しながら受け、具体的には、次の順で行いました。
岡野大嗣(歌人)→谷川俊太郎(詩人)→木下龍也(歌人)→谷川俊太郎 →岡野大嗣 →谷川俊太郎 →木下龍也 →谷川俊太郎 →岡野大嗣……と、これを36番目までつづけ、ひとつの連詩としての作品をつくります。
はじめに 詩とは? 短歌とは? 連詩とは?
紹介 詩人と歌人とそれぞれの詩と短歌
連詩 今日は誰にも愛されたかった
感想戦 連詩について語り合った三人の記録
エッセイ 木下龍也「ひとりだと選んでしまう暗い道」
エッセイ 岡野大嗣「ここがどこかになる時間」
あとがき 谷川俊太郎「コトバ」について