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タイトル |
叛乱論/結社と技術 増補改訂新版(ハンランロン ケッシャトギジュツ) |
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叛乱の世紀が到来した
『叛乱論』『結社と技術』が、60年安保と「68年革命」のふたつの闘争のあいだを往還しながら切り拓いた大衆叛乱の地平。
両書を合本・増補改訂して復刊、21世紀の現在、資本主義を終わらせ、世界各地の民衆叛乱に日本でも呼応するべく新たに煽動する。
はじめに
第1部 叛乱論
叛乱論
1 政治の経験 | 2 アジテーターと大衆 | 3 近代世界と叛乱 | 4 叛乱の宿命 | 5 戦後精神の敗北
叛乱と政治の形成
戦後政治過程の終焉
戦後政治思想の退廃
付・安保闘争における共産主義者同盟ーー党内闘争のための総括
ある「永続革命論」の顚末ー一八四八年のマルクス
技術についてーー武谷三男論
悲劇の構造
彩流社版まえがき
合同出版版あとがき
彩流社版解説 『叛乱論』とその時代 小阪修平
第2部 結社と技術
1
結社と技術ーー叛乱の組織問題
主体性の死と再生ーー自分は誰なのか
大衆にたいしてストイックな〈党〉--レーニンの結社
ブランキスト百年ーー私のブランキ
2
欺瞞的で自由なゲリラーー戦後のあとの時代における政治と生の世界
政治的言語のためにーー「私」の解体と「我々」の再生
〈私〉の敵は〈我々〉だーー政治の発言について
〈政治〉の破砕へーー6・15の成熟と解体
3
アナルコ・ニヒリズムと政治ーー『政治的なるものの概念』をめぐって
ブロンドのライオンまたは政治のなかの反政治
4
時代経験と思想ーー黒田寛一の「技術論」
情況出版版あとがき
あとがき
解説
長崎浩の世紀はすでに到来している 廣瀬 純