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偏見や差別はなぜ起こる?(ヘンケンヤサベツハナゼオコル) |
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偏見や差別はなぜ起こるのでしょうか。人間社会の必然なのでしょうか,それとも解決可能な問題なのでしょうか。第1部では、偏見・差別してしまう人の心理メカニズムを心理学研究の知見から解説します。第2部では、人種・民族、移民、障害、ジェンダー、セクシュアリティ、リスク・原発、高齢者、犯罪といった集団や社会的カテゴリーを取り上げ、現代の偏見や差別の実態を分析します。偏見や差別の問題に、心理学はどのように迫り、解決への道筋を示すことができるのか。第一線の研究者が解説した決定版です。
第1部 偏見・差別の仕組みーー心理学の理論と研究から読み解く
第1章 ステレオタイプと社会的アイデンティティ
第2章 公正とシステム正当化
第3章 偏見・差別をめぐる政治性ーー象徴的偏見とイデオロギー
第4章 集団間情動とその淵源
第5章 偏見の低減と解消
第2部 偏見・差別の実態と解析ーーさまざまな集団・社会的カテゴリーに関する偏見と差別
第6章 人種・民族
第7章 移民
第8章 障害
第9章 ジェンダー
第10章 セクシュアリティ
第11章 リスク・原発
第12章 高齢者
第13章 犯罪