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タイトル |
KOKKO第52号(コッコーダイゴジュウニゴウ) |
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[第一特集]
「公共の再生」という希望
●新自由主義が前提化した社会で、公務はどうあるべきか?
本特集では、新自由主義が社会の基礎的な枠組みであるかのごとく浸透した現代で公務のあり方を問い直します。
高給を取る少数の意思決定者と、手足となる非正規労働者の組み合わせ組織形態が公共にまで及んだ現状や、「賃金は会社が決めるものです」「最賃を上げると会社がつぶれるので、上げない方がいいです」等、現代の大学生によく見られる温度感を踏まえ、教育と労働の現場に焦点を当てます。
そのほかAppleやGoogleなどビッグテック企業に情報と権力が集中した場合の問題点や、「身を切る改革」として業務の民間委託を進めてきた大阪維新の会の失政を検証し、公務のあり方を多角的に検討します。
[第二特集]
公務員の「柔軟な働き方」
●公務における、テレワーク、フレックス、週休3日等
コロナをきっかけにした、あるいはコロナとは無関係に進められてきた裁判所や省庁での柔軟な働き方。
省庁や司法機関等の人々が集う座談会で各職場の雰囲気を紹介しつつ、実施に際しての研究報告やQ&Aを付すことで、さまざまな立場から「柔軟な働き方」を検討する特集。
[第一特集]「公共の再生」という希望
新自由主義の現段階と公務労働の役割
ー「 公共の再生」のために何が必要か
竹信三恵子 和光大学名誉教授/ジャーナリスト
〈インタビュー〉 公共を再生する住民参加型の運動
ー デジタル監視社会に抗する恐れない自治体
内田聖子 NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表
〈インタビュー〉 大阪の公共を壊し経済も衰退させた維新
ー 住民との共同で公共の再生を
坂田俊之 大阪自治労連副執行委員長
[第二特集] 公務員の「柔軟な働き方」
〈座談会〉 公務の「柔軟な働き方」、どう思う?
ー 若手・女性役員座談会
小田春香さん 全司法(30代女性)
吉原太一さん 国公労連(国土交通労組)(30代男性)
渡名喜まゆ子さん 全厚生(40代女性)
野口冬彦さん 全労働(30代男性)
野村直弘さん 全法務(30代男性)
「テレワーク等の柔軟な働き方に対応した勤務時間制度等の在り方に関する研究会」の最終報告について
平井康太 弁護士
職場学習資料
「Q&Aで考える〈柔軟な働き方〉」
国公労連調査政策部
[単発] 2023年度 予算定員の分析
国公労連調査政策部
[リレー連載] 運動のヌーヴェルヴァーグ FridaysForFuture9
環境を破壊するバイオマス発電と
その抵抗運動(後編)
鴫原宏一朗 Fridays For Future Sendai
[連載] 国家公務員の労働条件Q&A
きほんの「き」から 第40回
病気休暇のクーリング期間
国公労連
[書評] KOKKO Editor’s Book Review
『縛られる日本人』/『女性不況サバイバル』
KOKKO編集部
連載「難民アートプロジェクト」「スミレとヒマワリ」「KENちゃんの職場訪問記」「8プロ映画部日誌」は、都合
により休載といたします。