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タイトル POSSE vol.57(特集:若者の「退職ブーム」は本当なのか?──働き方改革/キャリア形成/ブルシットジョブ)()
著者名 POSSE編集部/西谷 敏/奥貫 妃文/今野 晴貴/古屋 星斗/中村 天江()
出版社名 堀之内出版
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784909237965
書籍のサイズ 単行本
発売日 2024年07月31日頃
販売価格 1,540
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【特集】若者の「退職ブーム」は本当なのか?──働き方改革/キャリア形成/ブルシットジョブ 古屋星斗×今野晴貴 竹信三恵子/中村天江/小澤浩明 西谷敏×奥貫妃文×今野晴貴 田中洋子×今野晴貴  この春、若者の「退職ブーム」がマスコミを席巻した。退職代行ビジネスを利用して会社を辞める20代の若者が続出し、なかには新卒で入社早々に離職する若者も少なくないというのだ。報道が加熱しているとはいえ、20代の若者が早期に企業を退職する傾向は近年特徴的である。「ブラック企業」の社会化から10年が経つなか、若者の職場、そして若者の意識に何が起きているのだろうか? 「働き方改革」の「反動」で、若者が企業に物足りなさを覚えているという言説まで、まことしやかに語られている。  まず、劣悪な労働条件が依然として横行し、より巧妙にすらなっているという現状があるだろう。また、日本型雇用から変わらない配置転換などの慣行に、キャリア形成の将来が見えないという議論もある。さらには、コロナ禍以降に注目された世界的な現象である、意味の感じられない「ブルシット・ジョブ」への絶望、エッセンシャルワークに象徴される社会的に意味のある仕事への渇望が、日本の若者にも現れているのだろうか。  この潮流に、私たちはどう向き合うべきなのかを多角的に考えたい。






 
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