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タイトル 戦争社会学研究5 計量歴史社会学からみる戦争(センソウシャカイガクケンキュウ ダイゴカン ケイリョウレキシシャカイガクカラミルセンソウ)
著者名 戦争社会学研究研究会(センソウシャカイガクケンキュウカイ)
出版社名 みずき書林
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784909710178
書籍のサイズ 単行本
発売日 2021年06月30日頃
販売価格 3,080
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アジア・太平洋戦争の敗戦は、日本に平等化をもたらしたのか? 不平等・格差が拡大しつつあるいま、戦争や暴力による社会の流動化を正当化する言説に対して、計量分析というデータの力は、どのような可能性を提示できるのか。 「特集1」では、大規模な社会調査データを駆使して、人々の不平等感や不公平感といった〈感覚〉を可視化する計量歴史社会学の試みを論じる。 「特集2 二一世紀における空襲の記憶と表現」では、体験者の証言保存活動、博物館展示、白黒写真のカラー化、アニメ映画制作といった実践を通して、空襲記憶の継承と表現について多面的に考究する。 特集1 計量歴史社会学からみる戦争 野上 元・浜井和史・岩井八郎・渡邊 勉 特集2 二一世紀における空襲の記憶と表現 柳原伸洋・福島幸宏・工藤洋三・楢崎茂彌・猪原千恵・片渕須直・山本昭宏・岡本充弘 投稿論文 乳幼児期被爆者による原爆体験の構築ーー「愛知自分史の会」の事例から/愛葉由依 戦後日本の政軍関係と自衛隊出身政治家の消長ーー隊友会機関紙『隊友』の言説分析を中心に/津田壮章 書評論文 戦争表象と世代の記憶ーー福間良明『戦後日本、記憶の力学』/荻野昌弘 シベリア抑留体験と日ソ戦争という前史ーー富田武『シベリア抑留者への鎮魂歌』、『日ソ戦争 一九四五年八月ーー棄てられた兵士と居留民』、アンドリュー・バーシェイ『神々は真っ先に逃げ帰ったーー棄民棄兵とシベリア抑留』/堀川優奈 「戦中派」と映画ーー山本昭宏編『近頃なぜか岡本喜八ーー反戦の技法、娯楽の思想』/森下 達 書評 「戦い」への欲望を解剖するーー足立加勇『日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象』/瓜生吉則 ファシズムの理解から右派ポピュリズムの検討へーー田野大輔『ファシズムの教室ーーなぜ集団は暴走するのか』/伊藤昌亮 テクノロジーによる「記憶」の再構築と戦争社会学研究ーー庭田杏珠・渡邉英徳『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』/小川実紗 趣味からみた戦争の現在ーー吉田純編『ミリタリー・カルチャー研究ーーデータで読む現代日本の戦争観』/小谷七生 テーマ別分野動向 軍隊の人的資源政策ーー合理主義、文化主義、構造主義/望戸愛果 編集後記(亘明志) 執筆者一覧(五〇音順)






 
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