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作曲家・ピアニストの高橋悠治と坂本龍一の対話を収録した幻の名著『長電話』
遠い島の宿の離れた部屋に閉じ込められて、声だけが聞こえてくる。
こんな本はもう作れないし、話す相手ももういない。
ーー高橋悠治
『長電話』は、1984年に坂本龍一主宰の出版社《本本堂》から最初に出版された、 作曲家・ピアニストの高橋悠治と坂本龍一の対話を収録した一冊です。
長電話で語られる内容は音楽や芸術の枠を超え、多岐に渡り、二人の軽妙な会話から飛び出す言葉の数々は大きな示唆に富むものでした。事実、この本は“長電話“という手法も含め、多くのアーティストに影響を与えることとなり、絶版である今では幻の名著と呼ばれるに至っています。
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