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タイトル |
戦争社会学研究 第8巻 聞こえくる戦争(センソウシャカイガクケンキュウダイハチカン キコエクルセンソウ) |
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“特集1 聞こえくる戦争”では、戦争と共に想起される音に耳を傾け、社会や人間との関わりを再考する。戦時中に作られ、歌われた軍歌や流行歌の歴史的・社会的背景や、音に込められた体験の継承、音楽に内包された文化やイデオロギーなどを考察、サウンド・スタディーズの最前線も紹介しつつ、多層的な戦争と音・音楽の研究の地平を開く。“特集2 自衛隊にどうアプローチするか”では、「自衛隊へのアプローチの困難と可能性」をテーマにした紙上座談会と、自衛隊研究の方法や難しさ、これからの課題を提示する論考・エッセイを掲載。創設七〇年という節目の年に、これからの自衛隊研究の展望を提示する。“小特集 憶えていくー戦争の歴史をパブリックに開き続けるために”は、二〇二三年七月に逝去された、『戦争社会学研究』に創刊から携わった編集者、岡田林太郎氏への追悼の思いも込め、これまでの戦争社会学研究会が考え続けてきた「社会のなかの戦争」と「戦争のなかの社会」をテーマに、研究をどうパブリックなものにしていくのかを検討する。ほか、投稿論文2本、自由投稿を3本に、書評、例会報告を掲載。