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タイトル |
死ぬことと、生きること〜キューブラー・ロスをめぐる対話〜(シヌコトトイキルコト キューブラーロスヲメグルタイワ) |
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『病院で死ぬということ』(主婦の友社、文春文庫)、『「在宅ホスピス」という仕組み』(新潮選書)等の著作、さらには実際の医療活動を通じて、終末期医療に大きな投げかけをしてきた緩和ケア医・山崎章郎。4年前、自らも大腸がん(ステージ4)の宣告を受けながら、今も抗がん剤に頼らない、QOLを維持した療法への探求を続けている。
自身がんサバイバーでもある朝日新聞社記者・上野創を聞き手として行われた対話のテーマは「逆境を、創造を灯す光に」。山崎の「人生を変えた一冊」、精神医学者・E・キューブラー・ロスの『死ぬ瞬間 〜死にゆく人々との対話』(読売新聞社)を引きながら、死をはじめとする逆境に直面したとき、別の輝きを帯びはじめる生の力について語る。
津田塾大学教授・早川敦子によるE・キューブラー・ロス、エヴァ・ホフマンらの評伝「時を超える希いに耳を澄ます」も収録。
影のなかにあって光を見出した、時代を超える人々の生きざまに胸揺さぶられる一冊。
はじめに
I [対談]津田塾大学創立一二〇周年記念 特別対談
「エリザベス・キューブラー・ロス、そして命を語る」
ゲスト─ 山崎章郎 (医師・ケアタウン小平クリニック 名誉院長)
聞き手─ 上野創 (朝日新聞社記者)
ケアタウン小平にて
II 「死ぬ瞬間」の手前のこと
-キューブラー・ロスさん、山崎章郎さんに寄せて
上野創 (朝日新聞社記者)
III [特別寄稿]時を超える希いに耳を澄ます
-エリザベス・キューブラー・ロスが伝えてくれたこと
早川敦子 (津田塾大学教授)
IV 津田塾大学創立一二〇周年記念事業 二〇二二年度 高校生エッセー・コンテスト
「逆境を、創造を灯す光に」-エリザベス・キューブラー・ロスの言葉を手がかりにー
最優秀賞受賞作品/ 募集要項
V 資料編
[プロフィール]エリザベス・キューブラー・ロス/山崎章郎/ 上野創/ 早川敦子/ はらだたけひで