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タイトル |
ぼくだってとくべつ(ボクダッテトクベツ) |
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ちょっと特別な弟が大好きな しろくま君 。毎日とてもいい子に過ごしていました。
ある日、聞き上手な猫と出会い、自分の気持ちに向き合うことと、気持ちを打ち明けて世の中とつながる素敵さを学びます。
◆ヤングケアラーになりがちな子ども達へ、自己肯定感を育み、寄り添うストーリー
物語の中で、主人公は弟だけでなく自分も特別な存在であり、ひとりぼっちじゃなかったと気付きます。
複雑な状況から自分の優先順位を下げがちな優しい子の心の機微を、ほっこりと心温まるイラストと共に描いた、成長ストーリーです。
◆物語の主人公は障がいのある兄弟姉妹をもつ“きょうだい児”
物語の主人公は障がいのある兄弟姉妹をもつ“きょうだい児”。家族の一人として子どもながらに障がいや病気と向き合い、親以上に時間を過ごす関係でありながら、ケアの必要性が認知されていない存在です。
今作はそんな“きょうだい児”を主軸にした物語。そのため、あえて作中に特定の病気や障がいの名前を一切登場させずに、主人公が成長する心温まる内容にしました。