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タイトル
【輸入盤】 交響曲第5番、交響組曲『1941年』 オールソップ&サンパウロ交響楽団(ブルーレイ音声ディスク)(IMPORT ブルーレイ BD BLU-RAY ,5,)
アーティスト
プロコフィエフ、セルゲイ(1891-1953)
(プロコフィエフ)
発売元名
Naxos *classic*
ジャンル
JANコード
0730099003162
型番
NBD0031
発売日
2012年09月07日
販売価格
2,564
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プロコフィエフ交響曲第5番、交響組曲『1941年』 マリン・オールソップ&サンパウロ交響楽団 マリン・オールソップによるプロコフィエフの交響曲は最高傑作と目される交響曲第5番。組み合わせは、同じく戦争絡みの管弦楽作品で、共通するアウトラインも感じさせる交響組曲『1941年』という気の利いたもの。 【サンパウロ交響楽団】 共演オーケストラには、オールソップが2012年から首席指揮者を務めるサンパウロ交響楽団が選ばれています。サンパウロ交響楽団はブラジルを代表するオーケストラで、すでにいくつものCDをリリースしていましたが、今回は、指揮者の個性に加え、入念なセッション・レコーディングという条件もあって、これまで以上に精緻で表現力豊かなオーケストラ・サウンドを楽しむことができるのがポイント。 オールソップの指揮は、いつもながら細部までフォローしたバランスの良いもので、十分なダイナミズムや情感の振幅を確保しながらも、作品の隅々まで目配りした情報量の多さは、こうした大編成作品では特に有効とも思われます。 サンパウロ交響楽団といえば、1997年から2009年まで音楽監督を務めてきた指揮者のジョン・ネシュリング[1947- ]が有名ですが、彼は2009年に楽団事務局のトップと争い、同ポストを解任させられています。揉めた相手はマルクス主義社会学者で、外務大臣、財務大臣を歴任し、インフレ率2700%というハイパー・インフレを通貨政策によって封じ込め、徹底的に自国を保護、大統領にも選ばれたフェルナンド・エンリケ・カルドーゾ[1931- ]でした。ネシュリングは契約期間満了までまだ1年を残していましたが、この決定には従わざるをえなかったようです。 ネシュリングの後任として首席指揮者に着任したのは、フランスの指揮者、ヤン・パスカル・トルトゥリエ[1947- ]でしたが、2011年2月には、オーケストラ側から、マリン・オールソップが2012年より5年間の契約で首席指揮者に着任するという発表がおこなわれていました。 今回のレコーディングは、その発表の半年後におこなわれており、オールソップとサンパウロ交響楽団との相性の良さを示す高水準な仕上がりが聴きものともなっています。 【交響組曲『1941年』】 ドイツ軍が不可侵条約を破棄して侵攻してきた1941年、田舎に疎開したプロコフィエフが、義憤に駆られ、戦意高揚のために書いたとされる作品。 「戦闘の中で」と題された第1曲では、迫力ある凶暴サウンドを満喫できるほか、第2曲「夜に」では、穏やかな静けさの中にもどことなく不穏な空気の漂う様子が描かれ、第3曲「人類の親和のために」では、ソ連軍が勝利を収めた様子を描く壮大な音楽と、平和の訪れた世界をあらわす音楽が美しく演奏されています。 作曲当時の戦況は、ソ連にとってかなり不利な状況だったので、プロコフィエフは、一刻も早い祖国の勝利と平和の訪れを願って書いたものと思われます。 【交響曲第5番】 独ソ戦の戦況好転により田舎の疎開先からモスクワ郊外に戻ってきたプロコフィエフが、祖国の勝利を確信して1944年に書いた作品がこの交響曲第5番。 戦争云々をイメージさせる強大でマシン的なパワーから、人間の素晴らしさについてさまざまな方向から描きあげた人類賛歌ともいうべき音楽まで、プロコフィエフならではのダイナミズムと切れ味、アイデア豊かな諧謔精神から複雑な叙情の移ろいや深まりに至る多彩な情感が、自在なスピード感とリズムによって名技的に示される傑作です。(HMV) 【収録情報】 プロコフィエフ: ・交響組曲『1941年』 Op.90(戦闘の中で/夜に/人類の親和のために)[15:01] ・交響曲第5番変ロ長調 Op.100 [44:47] サンパウロ交響楽団 マリン・オールソップ(指揮) 録音時期:2011年8月26-31日 録音場所:ブラジル、サラ・サンパウロ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) プロデューサー&エンジニア:ウルリッヒ・シュナイダー 【ブルーレイ音声ディスク】 音声:2.0 PCM、5.1 DTS-HD Master Audio ※ブルーレイ・ディスク対応プレーヤーで再生できます。 Powered by HMV
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