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タイトル |
【輸入盤】ミサ・ソレムニス アーノンクール&コンセルトヘボウ管弦楽団(IMPORT) |
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ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
アーノンクール&コンセルトヘボウ管
日本語字幕付き!
2012年4月にアムステルダムのコンセルトヘボウでおこなわれて大きな話題となった『ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ)』演奏会の模様をライヴ収録した映像作品の登場。
【アーノンクールの荘厳ミサ】
アーノンクールのベートーヴェン演奏は各国で高い評価を得ていますが、中でも晩年の傑作である『荘厳ミサ』は、声楽の扱いを得意とするアーノンクールだけに、交響曲よりも注目度の高い内容になっているともいえ、実際、CDで聴ける録音も、いろいろな発見のある面白い内容になっていたのが印象的でした。
1992年にアーノンクールがヨーロッパ室内管弦楽団とレコーディングしたその演奏は、楽譜に従った二管編成ならではの風通しの良い響きと、精細な表情付けの施された合唱を駆使して、まだまだ元気だったアーノンクールのパワーが随所で噴出するという起伏の大きなものです。
【20年を経ての荘厳ミサ】
それから20年後の収録となる今回の映像作品は、アーノンクールと親しい関係にある名門オーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮したもので、合唱には地元のオランダ放送合唱団が起用されています。
アーノンクールはここで、オーケストラを二管編成とし、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを両翼に振り分けたオーセンティックな楽器配置を採用、さらにヴィブラート控えめの奏法により、コンセルトヘボウ管弦楽団から透明度の高いサウンドを引き出しています。
合唱への基本的なアプローチも前回同様、細かなものですが、今回は響きの豊かなコンセルトヘボウでの演奏ということやアーノンクールの年齢もあってかテンポが遅めになり、作品に多く盛り込まれた対位法をはじめとする手の込んだ展開にもじっくり対応した表現が聴かれることとなりました。
コンセルトヘボウ管弦楽団の『荘厳ミサ』というと、倍管で演奏された1970年代のバーンスタインやヨッフムのマスの魅力を追求した演奏が有名ですが、アーノンクールは、オーケストラの細部情報にまで徹底した存在感を求めるアプローチで一貫、凝った面白さ満載の「クレード」「アニュス・デイ」では独自の境地を披露しています。
【優れた歌手陣】
アーノンクールの意に沿う仕上げが施されたオーケストラとコーラスに加え、ここでは独唱者にも精緻なコントロールのできる歌い手が起用されています。権威あるドイツのオペラ情報誌「オーパンヴェルト」の選ぶ年間最高歌手に2度も選出されたソプラノ、マリス・ペーターゼンに、ウィーン国立歌劇場などで活躍するエリーザベト・クールマン。知的な声で宗教からオペラ、リートと柔軟に活躍しているドイツのテノール、ヴェルナー・ギューラに、グラミー賞ベスト・オペラ・レコーディング部門を受賞したこともあるバスのジェラルド・フィンリーという布陣です。(HMV)
【収録情報】
・ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
マリス・ペーターゼン(ソプラノ)
エリーザベト・クールマン(コントラルト)
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
ジェラルド・フィンリー(バリトン)
オランダ放送合唱団
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
収録時期:2012年4月19,20日
収録場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
収録時間:99分
画面:カラー、16:9、HD
音声:DTS-HD MA5.1 / PCM2.0
字幕:独英仏西中韓日
Region All
ブルーレイディスク対応機器で再生できます。
レーベル : C Major
色彩 : カラー
画面サイズ : ワイドスクリーン
リージョンコード : ALL
組み枚数 : 1
音声 : ラテン語ー2.0ch (stereo) リニア PCM,ラテン語ー5.1ch DTS-HD Master Audio
字幕言語 : スペイン語,ドイツ語,フランス語,英語,韓国語,中国語,日本語
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