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タイトル |
【輸入盤】ドキュメンタリー:『月光ソナタ〜エリー・ナイ』、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番(1965)(+2CD)() |
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月光ソナタ〜エリー・ナイを巡るドキュメンタリー
伝説的女性ピアニスト、エリー・ナイ[1882-1968]。
ベートーヴェン作品での揺るぎない解釈により1940年にボン市(ベートーヴェンの生地)から“ベートーヴェン賞”を授与されたドイツが誇るピアニスト=Die Volkspianistinとして知られています。同時に幼い頃から“反ユダヤ主義”思想を持ち、ナチスに入党後はヒトラーの協力者として広く活動しましたが、戦後一時期は全ての楽壇から排除されてしまうほどに波乱万丈の人生を送った人でもあります。
彼女自身は政治には興味がなかったことや、何よりその演奏の素晴らしさを擁護する人々のおかげで、戦後は70歳近くになってようやく音楽界に復帰できましたが、現在でも彼女の評価は否定派と擁護派の間で揺れています。この未発表映像を含むアクセル・フールマンによるドキュメンタリー映像は、エリー・ナイの生涯を探るものであり、素晴らしい業績と、第三帝国との結び付きの両面に光を当てたエキサイティングな内容を持っています。また彼女の演奏風景を記録した映像(世界初出)は、政治的、思想的背景から脱した「純粋なベートーヴェンの世界」を描き出しています。
同梱されたCDには、友人たちと演奏したモーツァルトの3曲の室内楽作品と、愛車リムジンで録音された彼女の運転手との会話が収録されています。(輸入元情報)
【DVD】
1. ドキュメンタリー:『月光ソナタ Die Volkspianistin - エリー・ナイ』
アクセル・フールマン監督 (2014)
カラー、PCMステレオ
字幕:英語
2. エリー・ナイが演奏するベートーヴェン 歴史的アーカイヴ映像
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26
エリー・ナイ(ピアノ)
映像:アルフレート・ブラウン (1965)
モノクロ、モノラル
【CD】
Disc1:エリー・ナイと友人たちによるモーツァルト:室内楽作品集
モーツァルト:
● ピアノ四重奏曲ト短調 K.478
● ピアノ四重奏曲変ホ長調 K.493
● ピアノ三重奏曲ト長調 K.564
エリー・ナイ(ピアノ)
ヴィルヘルム・シュトロース(ヴァイオリン:1,2)
ハインツ・エンドレス(ヴァイオリン:3)
インゴ・ジンホッファー(ヴィオラ)
ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)
録音:1961年、Stadthalle Tutzing during the Tutzing Music Festival
Disc2:エリー・ナイと彼女のおかかえ運転手フリスジョフ・フォン・ボドゥンゲンの会話(ドイツ語、53分)
レーベル : Arthaus Musik *cl*
信号方式 : NTSC
リージョンコード : ALL
組み枚数 : 1
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