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タイトル |
【輸入盤】リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番、ワーグナー:序曲『ファウスト』、ジークフリート牧歌 バレンボイム、ブーレーズ&シュターツカペ(IMPORT DVDV) |
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バレンボイム&ブーレーズ、豪華顔合わせ
リストのピアノ協奏曲集
バレンボイムがピアノ独奏を務め、ブーレーズがシュターツカペレ・ベルリンを指揮して、リストのピアノ協奏曲集ほかを収めた映像作品は、作曲家生誕200周年を記念して、2011年6月におこなわれたコンサートの模様をライヴ収録したものです。
このコンサートは「ルール・ピアノ・フェスティヴァル2011」のおおきな呼びものとして、これまでリストのピアノ協奏曲の正規録音をおこなっていなかったバレンボイムが両曲を一度に取り上げるということでも注目を集めました。毎年、ドイツのライン、ルール川周辺の都市で開催されている「ルール・ピアノ・フェスティヴァル」は、エッセンやドルトムントのコンサートホールをメイン会場に、ベテランから新進気鋭まで数多くのピアニストが集結し、ソロ・リサイタルのほか、デュオやコンチェルト、さらにはジャズまであらゆるピアノ作品を演奏するというもので、ピアノ音楽ファンより熱い視線が注がれています。バレンボイムは同音楽祭にたびたび出演しており、2007年5月にも手兵シュターツカペレ・ベルリンを率いて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を弾き振りして、自由闊達にしてパワフルな演奏を繰り広げていました。
バレンボイムが満を持して臨んだリストのピアノ協奏曲2曲は、同内容のCDでもすでに知られるように、指揮にバレンボイムとは40年以上の親交があり、シュターツカペレ・ベルリンを振り分けた「マーラーの交響曲連続演奏会」などを通じても絶大な信頼を置く巨匠ピエール・ブーレーズ、オーケストラにバレンボイムの手兵で20年に及ぶ良好な関係を構築してきたシュターツカペレ・ベルリンということで、条件も整えられています。
なお、ここでは、CD未収録であったワーグナーの2作品『ジークフリート牧歌』と序曲『ファウスト』まで、当日のプログラムが完全収録されているのもうれしいところ。かつてブーレーズがバイロイトに登場して、精緻で明晰な指揮で新風を巻き起こしたのが1966年のこと。あれから45年を経た巨匠のワーグナー演奏を検証できると云う意味でも興味の尽きない内容といえるでしょう。(キングインターナショナル)
【収録情報】
リスト:
・ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125
・ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
・6つのコンソレーション〜第3番 S.173
・4つの忘れられたワルツ〜第1番 S.215
ワーグナー:
・序曲『ファウスト』
・ジークフリート牧歌
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
シュターツカペレ・ベルリン
ピエール・ブーレーズ(指揮)
収録時期:2011年6月9,10日
収録場所:エッセン、フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール
ルール・ピアノフェスティヴァルでのライヴ収録
収録時間:90分35秒
画面:カラー、16:9
音声:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS 5.1
NTSC
Region All
レーベル : Accentus Music
色彩 : カラー
画面サイズ : ワイドスクリーン
信号方式 : NTSC
リージョンコード : ALL
組み枚数 : 1
音声 : 2.0ch (stereo) リニア PCM,5.1ch Dolby Digital,5.1ch DTS
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