納棺師・・・・・それは、悲しいはずのお別れを、やさしい愛情で満たしてくれるひと
年齢問わず、高給保証!実質労働時間わずか。
旅のお手伝い。NKエージェント!!
「あぁこの広告、誤植だな。"旅のお手伝い"ではなくて、安らかな"旅立ちのお手伝い"。」
求人広告を手にNKエージェントを訪れた主人公・大悟は、社長の佐々木から思いもよらない業務内容を告げられる。それは【納棺(のうかん)】、遺体を棺に納める仕事だった。戸惑いながらも、妻の美香には冠婚葬祭関係=結婚式場の仕事と偽り、納棺師(のうかんし)の見習いとして働き出す大悟。
美人だと思ったらニューハーフだった青年、幼い娘を残して亡くなった母親、沢山のキスマークで送り出される大往生のおじいちゃん・・・そこには、さまざまな境遇のお別れが待っていた!
⇒本木雅弘さんがこの本に感動して映画「おくりびと」が誕生しました『納棺夫日記』
⇒ノベライズ『おくりびと』