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タイトル |
修験道入門 基礎編(シュウケンドウニュウモンキソヘン) |
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古くから伝わるシステム化された身心修行の階梯を解き明かし、
人間が本来持っている力を最大限に引き出す!
激しい剣道修行の先に見出した驚異のワーク!
あの武田惣角も学んだと言われる修験道を、
修験歴35年の先達・長谷川智光師が実演を交え詳細に解説! !
修験道は古来、仏教や神道をはじめ日本の宗教実践の基盤をなしてきた実践を重んじる日本独特の宗教で、大自然である山中を胎内と見なし、そこで起居し擬死再生の思想より悟りを求めました。この作品を通じて、日本人の自然観に根ざした身心一如の世界への理解の助けになればと思います。(長谷川智)
収録内容
■山伏装束
浄衣/括袴/脚絆/摺衣/貝の緒/引敷/結袈裟/太襷/
七五三縄/修多羅袈裟/七五三/頭巾/法螺貝/持鈴/
錫杖/最多角念珠/山刀/金剛杖
■修行
○懺悔しながら歩く ○草履を八葉蓮花に見立てる
○山は手で登れ ○山を駈け下りる ○一本歯下駄で歩く
○身体を整える(一) ○身体を整える(二)
○腰を決める ○金剛杖の使い方 ○被甲護身
○瞑想 ○呼吸法
○伝統的な宗教儀礼(三語拝辞・綾にの神文・鳥船・
雄健・雄詰・気吹・九字護身法・浄三業・仏部三昧耶・
蓮華部三昧耶・金剛部三昧耶・被甲護身・
不動明王の印と真言・弁財天の印と真言)
○代表的な印(法界定印・智拳印)
○護身法(仏部三昧耶・蓮華部三昧耶・金剛部三昧耶・被甲護身)
■修験道から発想した身心技法
○遠くを観る
(反応を鋭くする・身体を効率よく使う(一)(二)・身体を柔軟にする)
○刀印による調整法 ○拝む事での身体操法
○草履をはく事の意味 ○懺悔する事の意味
○清々しさが与える力 ○感謝する事の意味
○慈悲の心を立ち上げる ○捨身 ○因果を見渡す心
○自身を大いなるものに任せる ○山伏錬丹法
○五大を取り入れる呼吸法
指導・監修◎長谷川智光
(羽黒派古修験道先達二十度位/一橋大学・山梨学院大学・上智大学講師)