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タイトル |
黒田鉄山【振武舘式集中稽古法】 技を極め(クロダテツザンシンブカンシキシュウ) |
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「力の絶対否定。つまり、力ではたどり着くことの出来ない世界に、術は存在しております」(黒田鉄山)
極意の理論に集中するために、型をより単純なものにして学ぶ。
型の本質を体得するための振武舘式集中稽古法である“遊び稽古"。この実践法を黒田師範の最新の指導と共に丁寧に収録。「今までの自分の生の力をすべて否定する」(黒田師範)ことから生まれる“正しい動き方"を磨いていけます。
収録内容
○力の絶対否定とは
○準備運動:胸の上下…腕の上げ下げ
【居合術編】
○煙のごとき立ち上がり方
○正面から両手持たせの行之太刀
○後ろから両腕確保の行之太刀
○柔術における斬りの体捌き
【剣術編】
○両手首持たせのV字斬り
○面小手胴々四本打ち
○切っ先の利きをみる
【柔術編】
○切落の手掌返し(受取二種)
○向詰(二種)
○右腕確保からの崩し
○指一本腕相撲
【棒術編】
○戻刎の正否
指導/監修◎黒田鉄山(くろだ てつざん 第十五代振武舘宗家)
埼玉県出身、'50年生。幼少より祖父(黒田泰治)や父(黒田繁樹)から家伝の古流武術五流派を学び、第十五代振武舘宗家となる。型は理論であるとの認識の下、力を否定した古伝の術技にある動きの方法論を実践・指導し、斯界において高い評価を得ている。書籍『気剣体一致の「改」』DVD『極意指南シリーズ』(BABジャパン)など多数。