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タイトル |
不安は魂を食いつくす【Blu-ray】(フアンハタマシイヲクイツクス) |
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異才ファスビンダー渾身のメロドラマ!
彼がリスペクトして止まないドイツ人監督ダグラス・サークのハリウッド映画『天はすべてを許し給う』を新たに自身の手で作り上げ、
遂に国際的評価を得た決定的代表作。愛の絶望と苦難の生に魂が震える!
★ヴィム・ヴェンダース、ヴェルナー・ヘルツォークらと並ぶ、「ニュー・ジャーマン・シネマ」の旗手であり、
僅か37年の生涯で44本の映画作品を遺し、後世の映画人に多大な影響を与えた夭折の鬼才、
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督のキャリア中期の傑作を、待望の国内再Blu-ray化!
★国際映画祭での受賞歴多数!
*1974年カンヌ国際映画祭 国際批評家連盟賞/エキュメニカル審査員賞
*1974年シカゴ国際映画祭シルバー・ヒューゴ(監督)賞
*1974年ドイツ映画賞主演女優賞
★2023/7/28~Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国順次リバイバル上映。
★解説リーフレット&ポストカードを封入!
★同監督の中~後期の傑作、『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』、『マリア・ブラウンの結婚』も収録したBlu-ray BOXも同時発売!
※両作の単品Blu-ray/DVDも同時発売
モロッコから来た外国人労働者と掃除の仕事をしながら独り暮らす未亡人の白人女性との、あまりに美しく残酷な愛の物語。
ある雨の夜にバーで出会った二人は、世間の偏見と根強い差別に遭いながらも、愛の生活を得ようとするが…。
カンヌ映画祭ではパルム・ドールにノミネートされ、2冠に輝き、ファスビンダーの名を一躍世界に知らしめた。
タイトルは、当時ファスビンダーの愛人だったアリ役のエル・ヘディ・ベン・サレムが語った言葉で、
文法的に間違っているがファスビンダーはそのまま使用した(サレムはその後、人を刺し逮捕され、フランスの獄中で自殺した。
ファスビンダーは『ケレル』をサラムに捧げている。)。
本作は、ドイツからハリウッドへ亡命した映画監督ダグラス・サークの『天はすべてを許し給う』(55)からの影響が顕著に見られるが、そこからファスビンダーが受容したメロドラマは、非現実的なまでに現実的な愛と美による映画だった。
本作はフィンランドのアキ・カウリスマキ監督に多大な影響を与えたことでも知られる。
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